あくろすさんのアンテナぶろぐ

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年末年始売れる商品傾向と注意点【家電編】

※こちらは別のブログ元家電屋さんのお部屋というブログにて2020年12月24日に書いたものです。元ブログを解体するためお引越し記事となりますご了承ください。

 

 

これから大掃除、年始の準備で忙しくなる時期ですね

そこで最初の記事は『家電屋さんで年末年始によく売れるもの』をご紹介したいと思います!ぜひ記事をご覧になっていただき、自分自身も必要なものであれば早めの準備をしていただければ嬉しいです。なお、具体的なメーカー名や商品名は出しませんので予めご了承ください。

 

 

 

 

 

はじめに

 具体的な項目を取り上げる前にお話しておきたいことがあります。

 それは『早めに動く そして 事前確認しよう』ということです。

 メーカー様は年末1週間前から年始1週間ほどのおよそ2週間休業されるところがほとんどです。つまりその間に発注依頼を出したものは確実に入荷しません。事前にお店が手配していたものは在庫があるかもしれませんが、それらは基本的に一定数の需要があるものとなります。あなたが必要としているものが需要が少ないものだとすると品切れを起こしてしまう可能性があります。もう残り1週間しかありませんが、まだ遅くないかもしれませんのでぜひ早めの行動を心がけてみてください。

 また消耗品を購入しに行く際、お店によっては以前購入した商品の購入履歴をお調べするサービスがある場合もありますが、原則としてその消耗品を購入したい商品の型番を控えておきましょう。例えば、よく糸くずネットを外して持ってくるご高齢のお客様がおられますが、ツメの位置が違うなど入らない場合もあるため、念のため本体型番を控えておけば間違いない案内が可能となりスタッフもスムーズに動いてくれるのでお互いの時短のために事前確認してから家電屋さんに向かいましょう。

 

プリンター

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 年賀状という文化が根強いため、年末にかけて圧倒的にプリンターの需要が高まります。今年に限って言えば緊急事態宣言からのテレワーク需要の増加で3月くらいから慢性的な品薄状態ですので、ダブルパンチでどのお店でも品薄状態が予想されます。

 なお、いざ1年ぶりにプリンターを使用するとするとインクが固まるなどして印刷できないなど、プリンターの修理依頼も激増しますのでメーカー様の修理件数が増加し修理期間が長くなり、12月に入った段階で受付すると年内戻りが厳しいことが多いので、この時期に壊れたら運が悪かったと諦めましょう。運が良ければ買い替えできます。

 また、それに伴いインクの需要も高まります。例年品切れを起こす商品は各店で事前に多めに仕入れて対策を取るのですが、それでも売り切れてしまいプリントアウトができなくなるというトラブルも起こりますので、早めの準備をおすすめします。
修理保証がついてる場合もありますが、個人的にはリサイクルインクより純正インクをおすすめします。リサイクルインクは色が変わってしまったり不純物が混ざっていて壊れてしまうケースもあるため、万が一壊れても修理保証しますよ!と記載があったとしても、壊れたら買い替え修理が間に合わないのですから普段から純正品を買うようにしましょう。

 

各種フィルター

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 大掃除というイベントのため、掃除機の紙パック、洗濯機の糸くずフィルター、換気扇フィルター、エアコンや空気清浄機、加湿器のフィルターなどがよく売れます。
 多種多様ですので、必ず本体型番と、可能であればフィルターの型番も控えるとスムーズに対応してもらえます。(要はパッケージ袋取ってあれば持っていく)

余談ですが、掃除機の紙パック品は保証期間がある場合必ず純正品を使用しましょう
汎用のどのメーカーでも使えますよ!っていう切ったり折ったりして使うやつを使用すると、その商品用ではないためどうしても隙間が生まれてしまい、内側にゴミが漏れてしまう場合があります。それを起因とした故障が発生した場合は保証期間内だとしても保証適応外になるため注意が必要です。というかおすすめしません。

 

電球 照明器具

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 明るく年を越したい、と普段より購買意欲が上がる商品です。特に多い印象なのが仏壇の電球です。普段大量に在庫を抱えているお店は少ないと思いますので早めにチェックしておかないと売り切れてしまってガッカリしてお帰りになるお客様をたくさん見てきましたので、あなたがそうならないように事前確認をお願いします。

 電球の選び方についてはいずれ記事を作成しようと思っていますが、電球が手元にあれば持っていくのをおすすめします。寸法がわかるため仮にギリギリ入っていた場合店頭の商品と比較することが可能です。また、型番が読めるかどうかも確認しましょう。
 直管蛍光灯には点灯管があるタイプとないタイプがあったり、LEDだと何型(ワット)相当か型番があれば調べることができるので案内してもらうことが可能です。
 あとは断熱材施工器具対応、密閉器具対応、調光機能付、人感センサー付など色々種類があるので、可能な限り既存器具の状態確認し、写真を取って家電屋さんに行きましょう。
 断熱材施工器具というのはダウンライト系に多く、密閉器具はお風呂場の照明器具に多いです。人感センサー付の電球はカバーを被せると反応しなくなるためカバー付照明には基本的にNGです。また、照明器具側に人感センサーがついている場合、人感センサーが電球についていても意味がないので普通の電球を購入しましょう。
 

 

餅つき機

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 おまけとして紹介しますが、この時期のみの需要と言って過言ではない商品です。各店においては多めに仕入れていると思いますが、いざ正月に使おうとして壊れていた→初売りでバタバタしているお店に行く→売り切れていた…などとならないよう、動作確認はお早めに。

 

まとめ

 修理や発注依頼というのはメーカー様に依存したサービスとなりますので、ほとんどのお店では店内在庫でやりくりしていく形となります。特に消耗品などは多種多様な種類があるため、全国すべてのお客様の需要を満たせる品揃えは不可能です。ほとんどのお客様が年末ギリギリになって『年内に』『年内に』と年内という言葉を多用しますが、最後の方の週は実際メーカー様はお休みしており稼働しておりませんのでその辺を理解しておくとよいでしょう。

 もう少し早くブログを立ち上げればよかったとは思いますが、今からでも役に立てる可能性はあると思いこの記事を書きました。大掃除当日に確認することなく、一日でも早く消耗品の確認をしておくと気持ちよく年越しできるのではないかと思います。

 誰かのお役に立てると幸いです。